デイトレードの特徴

デイトレードの特徴はそのままメリット・デメリットに当てはめることができます。デイトレードのメリットとは、当然大きなリターンを期待できることにありますが、デイトレードの特徴として一番重要なポイントは「リスク回避兼ね備えている」ことにあります。デイトレードの基本は「その日に買った株が値上がりした時点で即売りして利益を出す」ことになりますが、この手法がそのままリスク回避に繋がっているのです。企業は、決算報告や企業の買収・合併、業務提携などの告示を市場が終了した15時以降に行うケースが最も多く、持ち越した銘柄が悪い材料を発表した場合、翌日の株価は予想以上に下げることも珍しくはないのです。よって、デイトレードの基本を守っておけば銘柄を持ち越すことがないので、市場終了後にどのような悪材料が発表されたとしても影響を受けることはほとんどありません。実際のところ、投資家たちの心理は予想の立ちにくいものであり、決算報告が期待できる場合だとしても決算報告前日まで上げていた株の決算の報告がされた途端に「好材料出尽くし」と解釈され、市場の流れが売りへと転換して翌日の株価は下がってしまうこともあります。このように株式投資という行為は業績云々よりも、投資家たちの心理合戦と言えるのです。逆にデイトレードのデメリットとは、ハイリターンを望むことで大きなリスクを背負う可能性が高くなることにあります。デイトレードでは値動きの激しい銘柄を選択する場合が非常に多く、実際にそのような銘柄でないと、一日で大きな利益を得ることができません。しかし、目先の利益に目がいってばかりだと、気がついた時には既に大きな損失を負っていたというケースが往々にしてあります。株価が徐々に上昇している段階では、取引を行っている誰もが「あともう少し上がるまで」と考えるものですが、あまり大きなリターンを求めずに程よい時期に売却しておくけば、のちのちにデイトレのメリットである「ハイリターン」へと繋げつができます。深追いが過ぎるとデイトレのデメリットである「ハイリスク」を背負うことになります。デイトレードを行うときは、常にメリットとデメリットが常に隣り合わせていることを認識しておくべきでしょう。


デイトレードにおける最大の敵

デイトレードを行う上で一番注意しなくてはならない点とは一体何か。それは「自分自身の心理状況」です。メリット・デメリットについても前項で少し触れましたが、株式投資とは投資家たちの心理合戦の場です。例え業績が良かろうとも投資家たちの目に止まることがなければ株価の動きはありません。逆に投資家たちの目にさえ止まれば、例え倒産寸前であろうともその銘柄は売買の的となり、急激に売買注文が殺到するようになります。 この現象は俗に「ジェットコースター相場」とも言われています。デイトレードは人と人との心理合戦を何度も繰り返すことになるので、実際は神経をすり減らす作業です。通常人は客観的な心理として、株価が上昇傾向にあれば「まだまだ上がるだろう」と考え、逆に株価が下降気味であれば「下がり始めてもどこかでまた上がり始めるだろう」と考えてしまいがちです。このような「〜だろう」という楽観的な心構えはデイトレード行為には最大の天敵となりえます。デイトレードで利益を上げて勝ち抜いていくためには、常に市場の動きに惑わされずに冷静な判断を下すことができる、必要以上に単一の銘柄に執心しない、上がる気配のない銘柄は思い切って切り捨てる勇気を持つことが重要なのです。自分自身の気持ちを制御できないようでは 例え大きなリターンを望める場面であっても、逆に大きなリスクを背負う状況にもなり得るのです。如何にリスクを回避しつつ利益を得るのか、そのためにはどのような心構えが必要なのか考えるべき項目と言えます。